早稲田ゲーム共創スタジオ

サークル規律

創り続けるメンバーの情熱を守り、作品を確実に世に送り出すための約束です。

新入生育成制度

CANDIDATE PHASE

背景も職能も異なる個人が、一つのスタジオとして市場に作品を送り出すために必要な「共通言語」と「基礎体力」を養うための育成期間です。 一人で三本の小規模なゲームを完成させていただきます。

1. 制度の目的:共通言語の構築

ゲーム開発は、異なる専門性が重なり合う領域です。 エンジニアがデザインの文脈を知らず、デザイナーが実装の制約を知らなければ、共創は不可能です。候補生期間を通じて、互いの職能への敬意と、プロジェクトを完遂させるための「最小限の共通認識」を習得します。

2. デザイナーに求める「最低限の技術的理解」

「描くだけ」で終わらせず、作品を「体験」へと変換するために、デザイナーの方々には以下の知識をこの期間に習得していただきます。

  • エンジンの基礎理解: UnityやUE5などのエンジン上で、自分のアセットがどう配置され、どう動くのかを直接確認できること。
  • バージョン管理の習得: Git/GitHubを用い、自分の成果物を自らリポジトリへ反映させる能力。これは、エンジニアの手を止めず、自律的に表現を磨くための必須スキルです。

3. エンジニアに求める「表現への誠実さ」

単に「動くコード」を書くだけでなく、デザイナーの意図を汲み取る感性を養います。

  • UX/レイアウトの基礎: なぜそのUI配置なのか、なぜその色が選ばれたのか。視覚誘導のロジックを理解し、実装レベルでその意図を補強すること。
  • 手触りの追求: プレイヤーが感じる「心地よさ」を技術で実現する姿勢。

4. 「3本の完遂」が意味するもの:成功体験の積層

候補生に課される「3本の小規模作品の完遂」は、以下のステップで設計されています。

  • 1本目:ツールの習得: 自分の道具を使いこなし、何とか形にすること。
  • 2本目:ワークフローの理解: 企画から実装まで、開発の「流れ」を知ること。
  • 3本目:磨きとデリバリー: 他者が触れることを意識し、細部を調整して「届ける」形に整えること。
  • この3段階を経て初めて、大規模なチーム開発において「背中を預け合える仲間」としての実感が生まれます。

自動ロールダウン制度

AUTO ROLL-DOWN

個人の進捗停止によるプロジェクト全体の崩壊を防ぐための自動的な役割調整システムです。

TRIGGER発動条件事前の通知なく、作業や定例報告が2週間途絶えた場合。
ACTION処置該当タスクの決定権および実装責任を他メンバーへ移行する。本人はプロジェクトに関する発言権を失う。
PURPOSE目的作品の完遂を確実にすること。

権利の委譲

RIGHTS TRANSFER

開発チーム離脱時に、離脱者が制作してきたアセットの利用を許諾する義務を設けます。個人の事情によってプロジェクトが頓挫することを防ぎ、作品を完成へと向かわせることを互いに約束します。